フラクタル数独立体(リメイク版)

このフラクタル・オブジェを見てください。

立体は、見る方向により姿を変えます。特に、このフラクタルは、雪の結晶になったり、 線状になったりしてきれいです。これは、重六角錐を元にしたフラクタルです。

そして、ある方向から見たら、きれいに正方形に見えます。

正方形に見える方向は、重六角錐の面方向、すなわち、6方向(反対も入れて12方向)あります。 立方体が3方向に対して、その2倍です。 正方形に見える時には、9x9の格子状になっています。 81個のピースに9色で色を塗ってあるのですが、正方形に見える時には、どの方向から見ても、 どの列もどの行もどの 3 x 3 のブロックも 9 色全てを含むようになっています。 「フラクタル数独オブジェ」です。

これは、2007年に制作して博物館に展示していたものに対し、携帯できる、頑丈で軽くて小さい オブジェとして、塚本靖之君(博士課程学生)が2013年にリメイクしてくれました。