平成17年1月15日

立命館中高等学校のSSS(スーパー サイエンス サタデー) にゲストとしてお招 き頂きました。詳しくは、 Super Science Now の、vol. 26 をご覧下さい。 そして、1024個の正四面体のピースからなるガスケットを作成 しました。あらかじめ、文田先生が折り目まで入った四面体の展開図を枚数分 用意して下さっていたので、約30人で40分ほどでできました。

小さな四面体を山のように作る単純作業では、「何のためにこんなことをして いるの」と生徒たちの目が訴えてましたが、4つ、16個、64個と組みあわさって どんどん大きくなって、それが256, 1024 となった時の感激は、その分ひとし おです。

私も 1024個のものを見るのははじめてです。ネット上でも見たことはありませ ん。これは、体積が正四面体の1/32のスカスカな立体です。そのように数字だ け聞くと、空気のように存在感の薄いものを想像してしまいますが、実際には さにあらず。大きな穴、小さな穴があいてますが、四面体のある所はどこも同 じように密度が高いです。だから、ぐっと存在感があります。

これは、実際に見てみないと感じのつかみにくいことです。

立命館中高の文田先生、京都ノートルダム女子大学の吉田智子先生、そして、 立命館中高の生徒さんたち、ありがとうございました。