課題
PCを使ったスライド資料によるプレゼンテーションを考えます.
ここでは,データ収集・分析などの一連の活動を経て,発表すべき内容,つまり発表のための「素材」はすでに揃えられていると仮定します.
その状況で,プレゼンに向けてどのように準備して,どのようにプレゼンをすればよいでしょうか.考慮すべきポイントを列挙してください.
質のよい素材を揃えられたとしても,それをどうまとめて,どう発表するか次第で聴衆に伝えられる情報の質は異なってきます. 具体的な報告内容に関わらず,プレゼンを成功させるために知っておくべきこと,心がけるべきことはあります. ここではプレゼンをうまく行うために必要な事前準備,またプレゼンをうまく実施するための方法について,知見をまとめることを目標とします.
課題への取り組み方
- 課題に関する情報収集の方法
今回の課題は関連文献から情報収集してまとめることを想定しています. 「プレゼンの方法」のような文献を探して利用してください. 手許に関連書籍があればもちろんそれを使って構いません. 手許になければオンラインの文献で問題ありません(情報の質はよく吟味してください). 利用する文献の数は指定しません(大量に参照する必要はありません). - 得られた情報の記述方法
文献から得られた情報はリストで列挙していくことを想定しています. 必要であれば,作成するリストを適宜構造化してまとめてください. - 文献情報の提示
利用した参考文献を特定できる書誌情報を提示してください. オンラインの情報であればURLとアクセス日を示してください.
対話型AIなどの生成AIの利用について
この課題については,ChatGPT,Claude3などの始めとする対話型AIやPerplexity AIのようなAI検索エンジンに質問することで,ある程度まとまった情報を得ることができるでしょう.
しかし対話型AI等の生成AIから得られた回答をそのままコピーして提出することは,第三者の回答の利用(剽窃),第三者による課題の代行の利用に相当します. またそのように課題を丸投げしただけでは,おそらく自分の中に残るものはほとんど何もないでしょう. コストをかけずに簡単に得られた情報は簡単に忘れてしまうものです. 自分で参考文献を調べてまとめる過程があるからこそ, 自分で考えて,自分の中に知見が定着するのではないかと思います.