これは, 前の立体と同じ立体を,木でつくったものです。
この立体について,最初からもう一度解説します。
極小凸なイマジナリーキューブは,正四面体,立方八面体,H, T, など,
ちょうど16 種類あります。16 というのはちょうど 4x4 なので,16 個全て
をお互いに頂点でくっつくように配置しながら,全体がまた
イマジナリーキューブになるようにできないか,考えてみました。
そしてたどりついたのがこの形です。
これは,3つの直交する方向から見て正方形に見えます。下の
鏡には,そのうちの2つの方向から見た絵が同時に見えています。
これは,4つのイマジナリーキューブの塊からなっています。
それぞれの塊は,濃い色をした,
イマジナリーキューブ T の辺だけからなる立体
に,4つの面でくっついています。ここで,T が弱十字立体であることを
利用しています。そして,それぞれの塊の中から1つのイマジナリー
キューブが,真ん中の 辺だけからなる正八面体の4つの面につけてあります。